「お試し」のつもりが「定期購入」に!?

配信日:2018年6月1日

健康食品等のネットショッピングでは、契約内容や解約条件をしっかり確認しましょう

最近「1回目90%OFF」「初回実質0円(送料のみ)」など通常価格より低価格で購入できることを広告する一方で、数カ月間の定期購入が条件となっている健康食品や飲料、化粧品の通信販売に関する相談が全国の消費生活センター等に多く寄せられているようです。

たぶん健康食品などを購入するときには、たいていお試しで使用することができるようになっています。
健康食品の会社も、お試しをしない段階でお客さんが買ってくれるとは考えていませんので、十分な下準備としてお試しのものを用意しているわけです。

そのお客さんの「試してみたい」という心理を巧みについたのが、「お試し」+「定期購入」という販売手法です。

国民生活センターによせられている相談事例が参考になるので確認しましょう

「お試し」のつもりで申込んだが「定期購入が条件」だった。

インターネットの広告を見て、600円のダイエット青汁をお試しのつもりで申込んだ。
しばらくして2回目の商品の発送通知メールが届き、4回の定期購入契約であったとはじめて知った。
「お試し分を飲んでも効果がなかったので、2回目以降は解約したい」と事業者に申し出たところ、「4回の定期購入である。4回まで購入してほしい」と言われた。
広告では定期購入契約だとは分からなかった。2回目以降の商品を受け取らず、代金も支払いたくない。

スマートフォンの通販サイトに「男性用化粧品セット500円」との表示があったので、お試しのつもりで注文した。

届いた商品に同封されていた払込票で、コンビニで代金を支払った。
後日、また商品が届いたので、驚いてサイトを確認したら「4回の定期コース」と書いてあり、2回目からは代金が 8,000円となっていた。
注文した時は表示について何も確認していない。高校生であり、2回目以降の代金は高額で払っていけない。

SNSで「筋力を簡単にアップできる」と広告しているサプリメントを見つけた。

500円と安かったので購入し、代金はコンビニで支払った。
その後、注文をしていないのに2回目のサプリメントが届いた。
事業者に確認すると、4回継続の定期購入コースになっていると言われた。
「最初に届いたサプリメントを飲んだら全身に湿疹がでたのでやめたい」と伝えたところ、「1回分の通常価格は 8,500円。
届いた2回分の通常価格合計額 17,000円と既に支払った500円との差額16,500円を追加で支払えば解約に応じる」と提案された。
定期購入だと分からなかったのに、支払わなければいけないのだろうか。

国民生活センター相談事例

もし、希望せず「定期購入」をしてしまったら

本契約を希望しない場合には、クーリングオフ制度はありませんが、改正商取引法でクーリングオフ類似制度が適用されますので、泣き寝入りせず利用しましょう。

商品が未使用・未開封の場合や身体に合わない場合などに、解約・返品に応じてくれる事業者もありまし、返品特約について規定されていない商品の場合は消費者が受領した日から8日以内であれば無条件に返品することが認められています。

ただ、すべての事業者が、このような良心的な対応をしてくれるわけではないので、もしトラブルになった場合は、消費生活センターに相談しましょう。
こういったトラブルに合わないためにも、契約内容、解約・返品条件やお店の評判などは事前に確認しましょう。

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