ネット通販で買った服のサイズが合わない。これってクーリングオフできるの?

配信日:2018年5月30日

クーリングオフ制度はないですが、準じた制度はあります。

ネット通販のように消費者のペースで商品を選んで購入できるものに関しては、クーリングオフ制度が適用されることはありません。

これは、そもそもクーリングオフ制度は訪問販売などの不意打ちのように飛び込んでくる販売方法から消費者を保護するために制定された規則だからです。

ただし、だからといって何の手立ても打てないというわけではなく、これに準じた制度は用意されています。

それは、2009年の12月に改正商取引法が施行されたことにより、通信販売にもクーリングオフ類似制度が導入されたためです。

これは、返品特約について規定されていない商品の場合は消費者が受領した日から8日以内であれば無条件に返品することが認められるという内容です。

買ってから慌てないように、購入前に契約内容や解約条件をしっかり確認しましょう。

ネット通販におけるクーリングオフ類似制度が導入されたのは、インターネットによる取引の増加や高齢者や認知症の人の被害の増大や悪質な業者の増加が背景となっています。

これらから消費者を保護するという事が基本的な目的ですが、一方でネット通販では期間限定のキャンペーンなどを随時開催しており、このような場合に通常よりも低価格で販売した商品まで無条件に返品されてしまうと、こちらも深刻なダメージを受けてしまいます。

このために、改正商取引法では消費者側だけに一方的に有利というわけではなく、業者側を守るための取り決めも規定されており、消費者側が常に返品できるというわけではありません。

まずは、実際に購入した人の口コミなどを参考にして商品のサイズや状態が自分に合うかどうかを判断しなくてはなりません。

また、最悪の事態になった時のことを想定して、契約内容や解約条件も事前にしっかりと確認しておくことを心掛けるようにするのが適当です。

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